記事の信頼性に取り組む「Trust Project」
記事の信頼性に取り組む「Trust Project」 Google、Facebookは、偽ニュース(フェイクニュース)を拡散していると批判されてから「信頼できる情報」からの記事であることを識別する新プログラム「Trust Pr ...
投稿日 : 2017.02.21 | カテゴリー : google
Googleトレンドとは、Google 検索で、特定のキーワードの検索回数の時間経過に伴う検索数の変化を視覚的に確認できるサービスです。
特定のキーワードの検索における人気・関心の変化を調べるということができるわけです。
すでにサイトを運営している人にとっては、自分のサイトや競合でメインにしているキーワードのトレンド検索を行なうことで、キーワード変更の対策を行なったり、場合によってはサイトの方針自体を変更する必要があるかもしれません。
新たにサイトやサービス企画をしている人にとっては、市場のトレンドを調べることで、流行と関心が事前に容易に推測できます。
また、思いがけないキーワードがトレンドになっている(その逆もありえます)こともあるので、新しいアイデアを生み出すきっかけになるかもしれません。
Googleトレンドトップからメニューを開いた画面です。
「調べる」「急上昇ワード検索」「Youtubeでの注目動画」「ランキング」等、様々な機能がありますが、今回は「調べる」に特化して解説をします。
こちらが「調べる」トップの画面です。
「検索キーワードを追加」の欄に調べたいキーワードを入力すると調べることができるのですが、まずは国・期間・カテゴリ・検索の条件を設定しましょう。
国内でのトレンドを調べる際には、「日本」「過去5年間」「すべてのカテゴリ」「ウェブ検索」での条件付けがおすすめです。今回はこの条件でトレンドを調べてみます。
今回は「Instagram」というキーワードで調べてみました。
検索ボリュームの最大値を100としてグラフが表示されます。
「予想通りやっぱりインスタ伸びてるんだな」と捉えることができますね。
さらに、同画面では地域毎の人気と、関連しているトピックとキーワードも確認することができます。
「意外にも沖縄での人気が高いんだな」「水原希子とローラのインスタは注目されているんだな」
ぱっと見の感覚で、このような推測はできますね。
1.競合他社や類似後と比較する
最大5つのキーワードを比較して調べることができます。
比較することで、単独で調べた際とは違う視点で見ることができます。
「Instagram」「Facebook」「Twitter」「LINE」の認知度の高いSNSで比較をしてみました。
「Instagram」単独で調べた際には、かなりの勢いで伸びていると感じたかと思いますが、他のメインSNSと比較するとまだまだだったりもします。
「単純な伸び率で言うとLINEはすごい」「Facebookのトレンド下降がすごい」「Twitterはトレンドが安定している」「4社のトレンドの差が小さくなっているので、今後はどうなるのだろう」等、比較することで、様々な推測や意見が出てくるのではないでしょうか。
2.世界規模で見る
先ほどは日本のみのトレンドで見ていましたが、「すべての国」に切り替えた結果です。
日本国内ではTwitter、LINEよりも下降傾向であったFacebookが世界全体で見ると断トツで根強い人気を誇っています。
3.複数ワードで比較する
通常の検索エンジンと同様に複数ワードでの絞り込みもできます。
各SNSに「アプリ」というワードを含めて比較してみました。サービスの特性上、やはりLINEのトレンドが安定して高いです。
単一なキーワードだけでは比較幅が大きすぎる場合には、より絞ったキーワードで検索するとトレンドがつかみやすくなります。
今回はInstagramをベースに、各SNSを比較して、Googleトレンドの使い方を見てきました。
例えば、Instagramと連動した新しいサービスを作りたいと思っている場合、今回の数値を見て、どう感じるでしょうか。
「Instagramは伸びているけど、他SNSよりはまだ人気が低いからやっぱり止めよう」
「Twitterは国内で安定してトレンドが高いから、信頼できる」「LINEは伸び率が高いから今後も伸びる」「Facebookは国内では下降しているが世界的なシェアは断トツだ」等、
様々な憶測と仮説がでてくるのではないのでしょうか。
あくまで検索でのトレンドであって、実際の売上や人気と比例しているわけではありませんが、GoogleトレンドからとれるデータはWebサービスの企画・改修には重要な指標です。
また、何も考えずに調べているだけでも、新たなアイデアや発見が生まれることがあります。
これは、アプリゲームのトップシェアの「ポケモンGO」と「パズドラ」と「モンスト」を比較した結果です。
驚くのはポケモンGOの一時的な爆発的なトレンドです。芸能人や季節的なワードだとよく起こるのですが、企業やサービスでこの一時的な爆発は珍しいです。
一方で、リリース以来安定したトレンドを保っているパズドラとモンスト。サービストレンドとしてどちらが良いのかは一目瞭然かとは思います。
こちらは、弊社「Knocknote」で調べたケースです。そもそものアクセス数が少ない場合には、上記のように「表示するデータはありません」と表示されます。
弊社としてはしっかりと表示されるように、知名度・検索数を上げるよう頑張らないとですね。。
Knocknoteで行なっているWebサイト制作では、サイトのデザインと制作のみにとどまらず、各種ツールを使用して(今回紹介したGoogleトレンドはその一例です)のアクセス解析・SEO対策・コンセプトや目標の設定等、お客様の現状分析をもとに、目的を達成できるサイトづくりをサポートさせていただいております。
WEBサイト制作でお困りの場合は、是非ご相談ください。