子供もわかる経済学-part1-
夏休み如何お過ごしでしょうか。今年は東京は1977年以来40年ぶりに15日連続の雨ということであまり夏休みらしい天気ではありませんが。そのせいもあって日照不足で野菜の流通量が減り、7月下旬に比べてキャベツが3倍の値段になったりしているようで ...
投稿日 : 2017.10.04 | カテゴリー : 子供もわかる経済学
第1回はGDPとGNPについて解説しました「子供もわかる経済学」第2回。今回はインフレやデフレについてです。
膨脹、慢心、得意、誇張を意味するinflationが通貨膨脹のインフレの由来です。物価があがりお金の価値がさがっている状態がインフレです。需要が多く経済自体が膨らんでる状態です。
例えば、みかんがひとつ100円するとします。しかしみかんがひとつ200円になるとします。このようにお金の価値が下がり、モノが値上がりする状態が2年以上続くことを、インフレと呼びます。
缶コーヒーも昔はもっと安かったですよね。
空気やガスを抜くこと、収縮を意味するdeflationが通貨収縮のデフレの由来です。物価がさがりお金の価値があがっている状態がデフレです。
例えば、みかんがひとつ100円するとします。しかしみかんがひとつ50円になるとします。このようにお金の価値が上がり、モノが値下がりする状態が2年以上続くことを、デフレと呼びます。
インフレのメリット
インフレのデメリット
デフレのメリット
デフレのデメリット
インフレもデフレもそれぞれにメリット・デメリットがありどちらも過度に起きると大変な事態を招きます。異常な値上がり、インフレをハイパーインフレといいます。実際に1988年にアルゼンチンで物価が一年でなんと5000倍に跳ね上がるという事態が起きました。トイレットペーパーを使うよりお金で拭いた方が安くすむという異常な状態だったそうです。