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損益計算書3つのチェックポイント

投稿日 : 2018.06.22  |  カテゴリー : お金

1.当期純利益の確認

損益計算書を見るとき一番に見るべきポイントは「当期純利益」。
当期純利益は会社の1年間の経営成績であり、見れば黒字なのか赤字なのかがすぐにわかります。

最終的な儲けである当期純利益がないと、会社に利益が蓄積しないため、資本金を食い潰すことになってしまいます。

2.営業利益率をチェック

営業利益は主たる営業活動でいくら稼いだかを表しています。
ただ、営業利益がプラスだからといって安心というわけではありません。

例えば、A社とB社、どちらも営業利益が1,000万円とします。

しかし

A社の売上高は2億5,000万円
B社の売上高は20億円です。

どちらの会社がよいと思いますか?

答えはもちろんA社です。

A社の営業利益率は20%あるのに対し、B社は0.5%しかありません。
B社は売上が少しでも減少すると赤字になってしまいますね。

営業利益を見るときは、必ず「営業利益率」がいくらあるのかチェックします。

営業利益率は、売上高に占める営業利益の割合を表しています。

算式にすると以下のようになります。
営業利益率=営業利益/売上高

営業利益率は会社の業種によって大きく異なるので、一概に何パーセント以上あればよいとは言えませんが、平均営業利益率は3.7%となっています。

ホームページで検索すると簡単に調べることができますので、自社と同じ業種の平均の営業利益率と比較してみてください。

もし、営業利益率が低い場合は、改善する対策を考えましょう。

3.「雑費」「雑損失」の勘定科目が多額か?否か

損益計算書のうち、販売費及び一般管理費の「雑費」や営業外費用の「雑損失」といった科目に多額の金額が計上されている場合は、その中身について精査してみましょう。

銀行や税務署など第三者が決算書を見た際、使途がわからない科目の金額が多い場合は、不正があるのではないかと要注意で見られます。

中身を精査して、適切な科目に振り分けるようにしましょう。

また、「雑損失」については決算内訳書でその内容を書くようにしましょう。

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