1. トップ
  2. コラム一覧
  3. シンギュラリティ(技術的特異点)とレイ・カーツワイル氏

シンギュラリティ(技術的特異点)とレイ・カーツワイル氏

投稿日 : 2017.01.25  |  カテゴリー : AI

exponential
シンギュラリティ、それは2045年と予測されている、人工知能が人間の能力を超える技術的特異点のことです。
人間がAIやナノテクノロジーなどとの融合により人間の成長曲線が無限大になる点、特異点に到達することです。パラダイムシフトとも言いかえることができるでしょう。
特異点とはy=1/xのとき、xが1のときはyは1。xが0.1のときはyは10。xが0.001のときyは1000。
ではxが0.000000・・・・・と、0になった時、y=+∞と無限大になります。
このように一般のところと比べて異常な形態を示すところを特異点と呼びます。
2045年問題とも言われ、2000年問題とは比べものにならないくらいの注目を集めています。

上記グラフの直線と指数が指すものはそれぞれ何を指すものでしょうか。
こちらのレイ・カーツワイル氏の動画をご覧ください。

すでにこの世の中はこんなとんでもない世界になってきています。レイ・カーツワイル氏について簡単ではございますが紹介させていただきます。

レイ・カーツワイル氏について

1948年にアメリカ合衆国に生まれたフューチャリストです。つまり、歴史上起きた出来事を踏まえ、未来で何が起きるかを予測する学者です。人工知能の分野において世界的に有名で、特にシンギュラリティ(技術的特異点)に関する著書で有名です。
彼は12歳からコンピューターに触れ、高校生の時にコンピューターに作曲させた音楽をテレビで披露し、ホワイトハウスでリンドン・ジョンソン大統領からウェスティングハウス・サイエンス・タレント・サーチ賞を受賞するなど、技術者として華やかな青春時代を過ごしました。2005年になると有名な著書『The Singularity Is Near:When Humans Transcend Biology』を書きます。2012年にGoogleに入社し、2015年からGoogleでAI開発の総指揮をとり、大脳新皮質をコンピューターシミュレーションしようという「Neocortex Simulator」に取り組んでいます。
彼は2005年に書いた上記著書にて以下のような未来予測をしました。

2010年代
・「VRメガネ」。さまざまな日常のタスクでユーザーを助けることができる「バーチャルアシスタント」プログラムを搭載したコンピュータの登場。

2020年代
・1000ドルのパーソナルコンピュータは人間の知性をエミュレートするために必要なハードウェア性能を持っている。
・人間の脳全体の正確なコンピュータシミュレーション。
・血流に入ることができるナノボットは、この10年の終わりまでに(必ずしも広く使用されていないが)存在することになる。
・この10年の後半では、仮想現実(バーチャルリアリティ)は、本当の現実と区別がつかないほど高品質になる。

2030年代
・人々の脳内のナノマシンは脳の認知、メモリ・感覚機能を拡張することができる。
・記憶用脳ナノボット、または「経験ビーマー」として知られている人間の日常生活のリアルタイム情報脳伝送を使用して、他人の感覚を「リモート体験」できるようになる。
・ナノテクノロジーは人の知性、記憶や人格の基礎を変え、人々は自分の脳内の神経接続を自由に変更できる。

2040年代
・人々はマトリックスのように仮想現実で時間の大半を過ごすようになる。
・「フォグレット」(人体をとりまくナノマシン群。人間の外見を自由に変化させる)が使用されている。

2045年:シンギュラリティ
・1000ドルのコンピューターは全ての人間を合わせたより知的である。これはローエンドのコンピュータであっても人間よりはるかに賢いことを意味する。
・技術的特異点、人工知能は地球上で最も賢く最も有能な生命体としての人間を上回るように発生する。技術開発は、自ら考え、行動し、通常の人間には何が起こっているのか理解できないほど迅速に相互通信できるマシンによって引き継がる。マシンは、AIのそれぞれの新しい世代が速く開発されると、自己改善サイクルの「暴走反応」に入る。これ以降、技術の進歩は、マシンの制御下におかれ、爆発的であるため、正確に(それゆえ「特異点」という)予測することはできない。

もう2030年以降がとんでもないことになっていませんか?結局最終的には人間とは何かという議論にいきつくのです。
動画にあった指数関数もわかりやすいですよね。

Exponential Growth of Computing

Exponential Growth of Computing

この先の未来と私たちにできること

この先どんな未来になるかの予測がある程度明確についているなかで、もはやICTの知識はエンジニアだけでなく全人類にとって必須のものとなっていくでしょう。
私たちKnocknote(のっくのーと)では、これまで通り、未来を担うお子様へのICT、プログラミング教育はもちろん、今後は高校生、大学生や社会人の皆様にもICTリテラシー、プログラミング、仕事でつかえる実践PCテクニックなどの授業も行なっていく予定です。 IT業界への就活や転職はもちろん、どんな業務でも使うようなPCテクニック、ICTリテラシーを提供させていただきます。
私たちKnocknote(のっくのーと)でも積極的に日々勉強し、次の時代に向けて体制を整えております。

来たる2045年に備えて・・・

この記事を共有する
  • facebookでシェアする
  • ツイッターでつぶやく
  • LINEで送る
関連記事

画像の一部だけが動く?!不思議な写真シネマグラフ

先週消えつつある技術としてFLASHの記事を書きました。 ウェブ上でアニメーションコンテンツを見せる為の代表的な技術でしたが、残念ながら時代の流れと共に利用者が少なくなりつつあります。 しかしアニメーションなど動きのあるリッ ...

便利なIoT化

進むIoT化 学校や企業でIoT化が進んでいます。小学校だと2020年に全学校の無線ネットワークの普及も計画されています。 最近は家電のIoT化も進んでいて、家電をネットワーク接続し携帯電話や専用端末で操作ができるものも販売されています ...

Apple「ガチャの排出率表記」を義務化。アタリ出現率1%のガチャを100回引くと?

App Store審査ガイドラインに追加 2017年12月、英語版のApp Store審査ガイドラインに「ガチャの排出率表記」を義務化を表すものが追加されました。日本語訳するとこうです。 「ルートボックスやその他、ランダム型の有料ア ...

IT人材不足が深刻に

IT人材不足が深刻に りそな総合研究所の発表によると、AIやIoTなどの「第4次産業革命」の技術を活用できる人材が、関西では不足状態に陥るとの試算をまとめました。 平成32年には必要な人材の4割程度しか確保できない見通と ...

2017年人気記事ランキング TOP10

街もクリスマスムードに包まれはじめ、そろそろ2017年も年末モードに。ここ一年間の弊社のコラムTOP10を紹介したいと思います! では早速いってみましょう! 第10位 200年ぶりに新しい”青色”が発見された! 新しく発見さ ...

第1回 人類 VS ロボット

第1回 人類 VS ロボット 第1回 人類 VS ロボットのお題は「ルービックキューブ」です。 みなさんは勝つのは人類だと思いますか?それともロボット? ギネス記録保持 ではまずは人類から見ていきましょう。 人類代表はギネス記 ...

日産セレナ

車の自動運転レベル

自動運転車 近年自動運転車が大手自動車メーカーから発売されています矢沢永吉さんがCM出演している日産セレナの手を離して運転している姿は皆さんもご覧になったことはあるかもしれません。あちらは日産のプロパイロットというシステムです。 実 ...

ウェブサイトの仕組みを知る! html編 其の3

[ウェブサイトの仕組みを知る!] html編 其の1 : ウェブサイトの仕組みを知る! html編 其の1 其の2 : ウェブサイトの仕組みを知る! html編 其の2 css編 其の1 : ウェブサイトの仕組みを知る ...

念じて飛ばすドローンの誕生か?

念じて飛ばすドローンの誕生か? 映画や漫画の世界で表現されてきた「見えない力」。 誰もが憧れたこの力で物を飛ばせる技術が近い将来実現されるかもしれない。 それは現在、脳内で考えたものをコントロールできる技術が急速に発展して ...

2017年のブラウザシェアランキング

ブラウザは何を使っていますか? あまりブラウザに拘りが無い方はOSにプリインストールされているブラウザを使っている方が多いかもしれませんね。 Windowsであれば Internet Explorer(IE)、もしくはMicroso ...

Knocknote Education(ノックノートエドゥケーション)