非エンジニアでも知らないとヤバイSQL Part2 〜SELECT文でデータ抽出〜
DB、SQLについて 前回の非エンジニアでも知らないとヤバイSQL Part1では、DBの種類(「関係型」「NoSQL」「階層型」「ネットワーク型」)、その中でも現在主流になっている「ネットワーク型」(RDBMS)について、SQLについて ...
投稿日 : 2020.04.01 | カテゴリー : 非エンジニアでも知らないとヤバイ
前回はWHEREでテーブルから指定した条件のデータを抽出する方法を学びましたね。
今回はテーブルにデータを追加して拡張してくれるINSERT文について学んでいきましょう。
前回までの内容が気になる方はこちらから↓
前回までの内容で、このテーブルの中からデータを抽出することはできるようになりました。
しかし、テーブルがこれだけだと寂しいですよね。
新入社員を追加したり、変更も加えたい時もあると思います。
そこで出てくるのがINSERT文です。
INSERTとは「~を差し込む」「挿入する」という意味で、データを追加するために使われます。
INSERT INTO テーブル名 VALUES('データ名','データ名'…);
INSERT文には書き方があり、上のように書きます。例によって文末の;は忘れないようにしましょう。
実際にINSERTを用いて、上のテーブルに新入社員の山本さんを追加してみます。
INSERT INTO t_employee VALUES(9,'山本',23,'女');
これでこのテーブルに山本さんを追加できます。
VALUESの中で指定しているのが加えたいデータです。
つまり、上のINSERT文にはt_employeeというテーブルに社員ID”9”番で”山本”さんという”23”歳の”女性”社員を追加します”という意味があるんですね。
追加したいデータがあってもわからない値があるかもしれないですよね。
そういうときには上のINSERT文を少し変えて
INSERT INTO t_employee(‘id’,’name’) VALUES(10,’尾形’);
とします。これで社員ナンバーに”10”を入れて氏名に”尾形”を入れることができます。
他のnameやageの部分は空白のままになっています。
※また別の時に話すと思いますが、テーブルがNULL値を拒否してる場合はこのやり方は使えません。
以上の方法でINSERTで追加する方法は学びました。ですがこのままではデータを一つずつしか入れることができません。
INSERT INTO t_employee VALUES(10,'青木',24,'男'); INSERT INTO t_employee VALUES(11,'横山',23,'男'); INSERT INTO t_employee VALUES(12,'勝田',30,'女'); INSERT INTO t_employee VALUES(13,'小暮',24,'女'); INSERT INTO t_employee VALUES(14,'小宮山',24,'女');
この方法でやっても追加はされてますが、少し面倒ですよね。
そんな時にはこんな風にしてみてください。
INSERT INTO t_employee VALUES (10,'青木',24,'男'), (11,'横山',23,'男'), (12,'勝田',30,'女'), (13,'小暮',24,'女'), (14,'小宮山',24,'女');
このようにコンマで繋げるだけで簡単にデータを複数追加することが出来るようになります。
・INSERT INTOテーブル名 VALUES(データ,データ,…)でデータを追加できる。
・複数追加したいときは「,」で省略できる。
次回はデータの内容を変更したいときに使うUPDATEと、データの削除のときに使
うDELETEについて学んでいきましょう。
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