非エンジニアでも知らないとヤバイSQL Part3 〜WHERE句で検索条件を指定〜
SELECT文について 前回は、SQLにてSELECTする際、全カラム抽出、カラム指定抽出、件数指定抽出、OFFSETを使った件数指定抽出についてでした。 DBの種類(「関係型」「NoSQL」「階層型」「ネットワーク型」)、その中でも現 ...
投稿日 : 2020.05.03 | カテゴリー : 非エンジニアでも知らないとヤバイ
前回はテーブルにデータを追加するためのINSERT文について学びました。
SQLについてから気になる方は非エンジニアでも知らないとヤバイSQL Part1をご覧ください。
前回学んだINSERT文はテーブルにデータを追加するためのSQL文でしたね。
INSERT INTO t_employee VALUES(9,'山本',23,'女');
こういうのです。忘れてしまった方はこちらから→非エンジニアでも知らないとヤバイSQL Part4 〜INSERT句でデータを追加〜
さて、今回勉強するのは「UPDATE」「DELETE」です。
「UPDATE」はデータを更新するためのSQL文で、
「DELETE」はテーブルからデータを一行ずつ削除していくSQL文です。
※「DELETE」以外に「TRUNCATE」と「DROP」という削除のSQL文がありますが、それぞれ別のものです。それについてはまた今度学んでいきましょう。
では「UPDATE」からですね。「UPDATE」はデータを更新したい場合に使うSQL文で、このように書きます。
UPDATE (テーブル名) SET (列名)=(データ);
例えば、このテーブルのデータを変えたいときは
こんな風に書き換えます。
UPDATE t_employee SET name='鮎川'AND age='20' WHERE no=5;
UPDATEの後にテーブルを選択肢、どこの列にどんなデータを入れなおしたいかをSETで指定すればいいんですね。
「DELETE」文はデータを削除したいときに使う文です。
SQL文はこのように書きます。
DELETE FROM (テーブル名);
これでテーブルからデータを削除できます。
実際にやってみますね。
DELETE FROM t_employee;
はい、これで全部のデータを消すことができました。
しかし、DELETE文は全部のデータを消すだけではなく、WHERE句で場所を指定することもできます。
こんな風に書くことで
DELETE FROM t_employee WHERE no=5;
データの一部を消すことができます。
UPDATE文とDELETE文はデータを更新し、削除するものです。データベースを更新、削除することは頻繁にあります。この文の使い方を覚えておくと非常に便利になるでしょう。
次回は今回やったDELETE文と似ていてまぎらわしい「TRUNCATE」と「DROP」文について学びましょう。